本と美容室|美容室とセレクト書店を、面白きローカルへ

出版社を営んで、悩んだこと。美容室を営んで、見えたこと。ローカルに暮らして、感じたこと。その3つを結んだら、「本と美容室」ができたのです。

30歳で出版業界に飛び込み、自分たちなりに本を作ってきた。 その中で見えてきたのは、図体が大きくなりすぎた業界の現実。 ほとんど利益が残らない、本屋の厳しい収益構造。

本が好きだ。本屋も好きだ。 でも、出版社を続けていくことも、 本屋を続けていくことも、なんだかとても困難だ。

そう考える中で、こう思うようになった。 「本が生きていくためには、なにかもう一つエンジンがいる」 そのエンジンは、なんだろうか。

「髪」と「紙」を見つめてきた僕らは、ピンッと閃きました。

「美容室」こそ、本を届け続けるためのエンジンになるのではないか。 僕らは「それだ」と膝を叩いたのです。